興味のある方必見!料理系の人気資格をご紹介!

料理系の仕事に就きたいと思っているの中には、資格を取得したいと思っている方も多いのではないでしょうか?とはいえ、どんな資格を取っておけば良いのか分からなかったりしますよね。
今回は、料理系の仕事に就きたい人なら取得しておきたい人気の資格をご紹介します。

■そもそも料理系の仕事ってどんな仕事?
料理系の仕事と一言に言っても、たくさんの種類があることをご存知ですか?
料理に関わる仕事は、次の3つに分かれています。
①料理を作る仕事
②ケーキやお菓子を作る仕事
③食事の栄養管理をする仕事
料理を作る仕事として代表的なのは、調理師やシェフ・料理人と呼ばれる仕事ですよね。
調理師はレストランやホテル・料亭などで食材を調理して提供するのが主な業務です。
お店やその土地ならではの食材を使ったメニューを考え、味はもちろん食材の飾りつけ、彩りなど細部に至るまで工夫を施します。作る料理は和食・イタリアン・中華など幅広いジャンルがあるので、同じ調理師でも就業先によって調理方法や仕事内容が違います。
ケーキやお菓子を作る仕事として知られているのはパティシエやパン職人・和菓子職人などが挙げられます。働く現場は、主にパン屋・ケーキ屋・和菓子店、その他ホテルやレストラン、カフェなどです。見た目にも美しいパンやスイーツは、食べる人に幸福や感動を与えることができる仕事で、伝統と流行をバランスよく取り入れながらデザインを考えたり、綿密な作業が求められたりと手先の器用さも求められる職業です。
最後に、栄養などの管理をする仕事として、管理栄養士や食品技術者が挙げられます。
管理栄養士は食と栄養の知識を生かして、食のトラブルを抱える人のために最適なメニューを考えたりします。食品アレルギーや疾患による食事の制限、ダイエットに励む人に向けた献立など様々です。勤務場所は病院やケアホーム、給食センターや企業の食堂、パーソナルジムなど幅広い場所で活躍できます。

■料理系の人気資格一覧
そんな料理に関する仕事を目指す人たちが取得している資格にはどんなものがあるのでしょうか。
調理系の資格は様々ありますが、その中でも人気の資格をいくつかご紹介しましょう。
①調理師免許
調理に関する資格で人気があるのはやはり調理師免許です。
この資格を持っていなくても調理の仕事に就くことは可能です。料理に関する幅広い知識や技術を習得している証明になる上、就職活動・転職活動の際にも有利になる事が多いので、多くの人が取得しています。
また、実務経験が必要にはなりますが、調理師免許よりもステップアップした専門調理師・調理技能士という資格もあります。
②食品衛生責任者
食べもの・飲み物を提供する場合に必要な資格で、カフェだけではなく飲食店全般を開業・運営する人は必須の資格が食品衛生責任者です。
役立つ資格というよりは、必ず保持していなければならない資格になるため覚えておきましょう。とはいえ、特別難しい資格ではありません。食品衛生責任者の資格は、保健所で実施されている講習を受講すると取得できます。
③製菓衛生師
パティシエや洋菓子職人の資格で取得していないと仕事ができないわけではありませんが製菓衛生師の資格です。
また、お店を開業する時に「食品衛生責任者」という資格が別で必要になるのですが、製菓衛生師の資格がこれと同等の資格とされています。
④栄養士
栄養管理の仕事に進んでいる人たちに人気なのは栄養士の資格です。
病院や給食センターのような、食事による成長や健康のサポートが必要な施設で働くことが出来る資格です。栄養バランスを考えた献立を作ったりします。
さらに専門的な資格として管理栄養士という資格もあります。

■料理系の人気資格を取得する方法
それぞれ人気の資格をご紹介しましたが、ここからは気になる取得方法を見ていきましょう。
①調理師免許
調理師免許を取得するには、飲食店等で働きながら2年以上実務経験を経て調理師試験に合格する方法と調理師学校で1年以上勉強して卒業するという2つの方法に分かれます。
働きながら試験対策をするのが難しいという人には専門の学校へ通う方法が安心かもしれません。
試験は実技試験と学科試験の2つに分かれています。学科試験は食品衛生及び公衆衛生、関係法規、安全衛生などの区分から40題、専門問題から20問出題されます。合格率は60%前後と言われています。
②食品衛生責任者
各都道府県の食品衛生協会が開催する「食品衛生責任者養成講習」を受講しなければなりません。
この講習は、たった1日受講するだけでほぼ全員が修了証書をもらえます。飲食関連の資格の中では最も取得しやすい資格です。
③製菓衛生師
製菓衛生師の試験を受験するには調理師免許と同様、現場で2年以上実務経験を積むか製菓専門学校などで1年以上学ぶ必要があります。
試験科目は衛生法規や栄養学、食品学、製菓理論など全部で7科目です。合格率は平均で70~80%と言われています。
④栄養士
栄養士の資格を取得するには、厚生労働大臣から栄養士養成施設として指定認可されている学校に入学・卒業する必要があります。養成施設はすべて昼間の学校なので、通信教育・夜間部は対象にならないので注意が必要です。修業年限は2年~4年ですが、どの年数の学校を卒業しても取得できる資格は同じです。
栄養士の資格を取得した後は、さらに上の管理栄養士の試験に挑戦することも可能です。

■まとめ
料理系の仕事に就きたい人なら取得しておきたい人気の資格をご紹介しました。これらの資格は持っていると活躍できる場面が広がるかもしれませんので、ぜひ資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?