[KAGAWAの製菓]プランタンは創造力をカタチにする

菓子工房プランタンは、駒込キャンパス内にある小さなパティスリー。香川調理製菓専門学校の生徒たちが、お菓子づくりの企画から製造・販売までを経験する実践教育施設でもあります。
「毎日の暮らしに安心のおいしさを」をモットーとするプランタンは、日々工夫を重ね、創造力をカタチにしてお届けしています。

専門学校の生徒たちは、お菓子づくりの企画から製造・販売まで経験して学ぶ

今年も、5月中旬から、香川調理製菓専門学校の生徒によるプランタン実習がスタート。
生徒たちは、お菓子づくりの企画から製造・販売までの店舗経営の流れを学び、実践力を磨きます。実習最終日の金曜日には、オリジナル製品を仕上げ、店頭で、お客様に販売します。お客様に商品の特徴をお伝えするポスター作成も重要な仕事。生徒たちで作成し、掲示します。地域の方々にも販売日を楽しみにご来店いただいています。実習は、12月中旬まで続きます。

5月17日(金)販売「天使のイチゴロール」
製造から店頭に並ぶまで

6月21日(金)販売「紫陽花のヨーグルトムース」
この季節にぴったりの紫陽花をイメージしたゼリー

駒込キャンパスではきれいに咲く紫陽花が見られます。

暑い夏も、スイーツを通して、生活に憩いと潤いを

毎月、「今月のおすすめ」として、その時季ならではの一品を考案し、販売しています。
7月は、「サヴァラン・ピニャコラーダ」。今月開催されるフランスパティスリーウィーク2024に出品するために試行錯誤を重ね、開発した商品です。ラム、ココナッツ、パイナップルを合わせ、カクテルのピニャ・コラーダ風に仕上げたサヴァランです。

またこの季節にぴったりの清涼感あふれるプランタン特製ゼリーも販売中です。種類も豊富で、桃、青梅、キウイフルーツ、甘夏、水ようかん(粒あん)など10種類。味、のど越し、色彩など、ひとつひとつ、素材をいかしたおいしさがあります。冷やしてお召し上がりいただいても、凍らせてシャーベットにしても美味しくお召し上がりいただけます。

厨房増設による機械化に、創造力とまごころをプラスして、新商品を開発

この春、プランタンでは、工房の増設を行いました。機械化により効率性を高めながら、プランタンならではの味を大切に、さまざまなアイデアで、新たな商品を開発・販売しています。
定番のクッキーは、贈り物としてご利用いただきやすいように、円筒ケースに入ったタブレット状ものも販売しています。また、母の日や父の日には、おいしさに感謝の気持ちを添えて届けられるように、ありがとうのメッセージを記した一枚入りのクッキーを販売しました。効率化を進める中でも、ひとつひとつのお菓子にまごころを込めて丁寧に作る、これまでの姿勢が変わることはありません。
これからも創造力をカタチにしていくお菓子づくりのおもしろさを探究し、皆さまに喜んでいただける商品づくりに取り組んでいきます。

▲増設した厨房での製造の様子

▲円筒ケースに入ったタブレット状のクッキー

▲様々なメッセージやイラストを楽しめるクッキー

▶KAGAWAの調理・製菓⑤和包丁と洋包丁の切り方の違いを実感しながら学ぶ

▶KAGAWAの調理・製菓④[KAGAWAの調理]料理の基礎も和洋中を学ぶから、調理の深みがわかる

▶KAGAWAの調理・製菓③[KAGAWAの調理]松柏軒で営業調理実習スタート!

▶KAGAWAの調理・製菓②[KAGAWAの調理]料理、そして新たな出会いを通して、春を味わう

▶KAGAWAの調理・製菓①[KAGAWAの製菓]プランタンは「味わう」を深化させる