[KAGAWAの製菓]泡立てる、混ぜる、塗る、絞る、繰り返し練習する

本学の創立者である香川綾は、献立を潤し、生活に憩いを与えるものとして、「菓子」を食事の一環としてとらえました。
香川調理製菓専門学校の製菓科の学びには、洋菓子、パン、和菓子、カフェフード、ラッピング技術など、1年間で幅広い体験の機会が詰まっています。パティシエとしての基礎をしっかり身につけます。

現場で働くパティシエの姿を目指して、練習の意図を理解し、練習する

プロフェッショナルが6号(直径18㎝)サイズの生クリームのデコレーションケーキを塗る時間は30秒から1分かからないほどです。
繁忙期のクリスマスなど、1,000台単位で作成することもあります。衛生第一に、綺麗に手早く仕上げて、直ぐに冷蔵庫にしまうという流れの仕事をする必要があります。

在学中にそのレベルに達するわけではありませんが、トレーニング授業や夕方練習などで社会に行く前に身につけられるように練習をします。

入学3か月半で身に付けた技術を、定期試験で確認する

7月12日(金)、洋菓子の基礎に関する定期試験が行われました。

ジェノワーズ・バニラ(スポンジケーキ)全卵3個分と砂糖を混ぜてから手で泡立て薄力粉バターを丁寧に混ぜてから型に流し込み焼成する。

出来上がったジェノワーズ・バニラをスライスしてジャムをサンドしてから、周りをバタークリームでナッペをし、絞り袋で指定された形と個数をデコレーションする。
指定された絞りを規定時間の中で絞る。
入学3か月半で身に付けた技術を確認するための前期定期試験になります。

生徒の皆さん、お疲れさまでした。
後期の技術試験は、苺のショートケーキで、生クリームを使用して実施します。
綺麗に8等分にカットしてフィルムを巻き、お店に並べるのと同じように仕上げます。

生徒たちの作品を高校生に味わってもらうケーキフェスティバルを開催

香川調理製菓専門学校の製菓科では、7月6日(土)に、ケーキフェスティバルを開催しました。生徒たちが作るスイーツやパンを高校生たちが試食できるイベントです。生徒たちは力をあわせて日頃の成果を発揮。参加してくれた高校生は60名で、大満足の様子がうかがえました。

7月8日(月)~10日(水)、生徒たちが制作したスイーツやパンのポスターを、校内に掲示しました。

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