本多 陽登さん(埼玉県立 草加南高等学校出身)

幼い頃に祖母が作ってくれた唐揚げが本当に美味しくて、料理の手伝いをするようになったのがこの世界を志すきっかけとなりました。複数の学校へ見学に行きましたが、東京都で最初に認可を受けた歴史ある調理師学校ということで、伝統に基づく豊富な就職先がある部分に惹かれてKAGAWAへの進学を決めました。
入学当初は日本料理に興味があったのですが、お皿に料理とソースが格好よく盛り付けられている料理の美しさに惹かれて、西洋料理の道へ進みたいと思うようになりました。また、実習では疑問に思ったことは積極的に先生に聞くようにしていたのですが、その時教わったちょっとした内容が、今の仕事に活かされていることが結構あったりするので、経験や体験を通しての学びであったと実感しています。
現在はホテルの宴会部門に配属され、主に前菜の担当をしています。600～700人規模の宴会が入ることもあるので、短時間で大量の料理を作らなければならないこともあります。そのため常に視野を広く持って臨機応変に動くことを心掛け、日々の業務に励んでいます。最近は先輩シェフとの関わりの中で、パスタ作りに興味が湧いてきました。いずれはレストラン部門に異動してパスタを極めること、これが当面の目標です。